【waves】Scheps 73(シェプス)の使い方と音の変化について

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         scheps73のアイキャッチ画像

こんにちは、トモジです。
今回は、Waves社のプラグインエフェクトscheps73の使い方と音の変化に関して記事にしました。

scheps73は、通常のEQ処理(周波数処理)では再現できないサチレーション(ノイズ)のより、
カッコ良くアナログの質感に仕上げてくれるプラグインになっています。

本記事では、scheps73をより詳しく・分かりやすく・複雑にならないように説明していきます。


1.Scheps 73について

Scheps 73は、Andrew Scheps(アンドリュー・シェプス)さん全面協力によって
NEVE(ニーブ)1073ハードウェア(実機)をプラグインにしたものです。


Andrew Scheps(アンドリュー・シェプス)とは?

Andrew Scheps(アンドリュー・シェプス)について

有名アーティストのレコーディング、ミキシング、マスタリングを手掛けるすごい人
[アデル、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、 ブラック・サバス、 ラナ・デル・レイ、メタリカ、ジェイZなど]


NEVE(ニーブ)1073とは?

neve(ニーブ)1073について

NEVE(ニーブ)とは、1960年代から1970年代のかけてレコーディングスタジオや放送局用にコンソールを製造していたメーカーです。
その中で、1970年代を代表する伝説的マイクプリがNEVE(ニーブ)1073で、
発表から半世紀も経っている今なお、レコーディングスタジオで活躍するまさに名機です。
※マイクプリ・・・マイクの音を増幅する機器



 scheps73は、下記の画像のNEVEクラシック1073コンソールをモデリングした物です。

ニーブクラッシック1073の画像

出典:funky-junk-guides




2.Scheps73の使い方と音の変化

使い方について



以下の内容について説明します。
※項目にジャンプします。




EQに関して

EQは、HP(ハイパス)・LOW・MID・HIGHの設定が可能です。
設定方法と音の変化について見ていきましょう。




HP(ハイパス)

HP(ハイパス)は、低音をカットする設定です。
周波数帯域は、50Hz・80Hz・160Hz・300Hzの4種類です。


  1. HPのボタンをクリック
  2. カットしたいレンジ(周波数帯域)を設定

Scheps73のHPについての写真



 以下のグラフは、HPの設定による原音の周波数変化
 ※原音は、ホワイトノイズを使用(俗に言う砂嵐音)

HPの音質の変化についての図
HPの周波数変化について

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Lowダイアルに関して

Lowは、35Hz・60Hz・110Hz・220Hzの±15dbまでのブーストとカットが可能です。


  1. LOWのボタンをクリック
  2. 編集したいレンジ(周波数帯域)を設定
  3. ブーストかカット量を調整

Scheps73のLowについての写真



 以下のグラフは、Lowの設定による原音の周波数変化
 ※原音は、ホワイトノイズを使用(俗に言う砂嵐音)

Lowの音質の変化についての図
Lowの周波数変化について

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MIDダイアルに関して

Lowは、360Hz・700Hz・1.6kHz・3.2kHz・4.8kHz・7.2kHz・10kHzの
±15dbまでのブーストとカットが可能です。


  1. MIDのボタンをクリック
  2. 編集したいレンジ(周波数帯域)を設定
  3. ブーストかカット量を調整

Scheps73のMidについての写真



 以下のグラフは、MIdの設定による原音の周波数変化
 ※原音は、ホワイトノイズを使用(俗に言う砂嵐音)

MId(360Hz・700Hz・1.6kHz・3.2kHz)のグラフ
360Hz・700Hz ・ 1.6kHz ・ 3.2kHz の周波数変化について



MId(4.8kHz・7.2kHz・10kHz)のグラフ
4.8kHz・7.2kHz・10kHz の周波数変化について

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HIGHダイアルに関して

HIGHは、12kHz固定で±15dbまでのブーストとカットが可能です。


  1. HIGHのボタンをクリック
  2. ブーストかカット量を調整

Scheps73のHIGHについての写真



 以下のグラフは、HIGHの設定による原音の周波数変化
 ※原音は、ホワイトノイズを使用(俗に言う砂嵐音)

HIGH(12kHz)のグラフ
12kHz の周波数変化について

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PRIAMPに関して

PRIAMPは、LINEとMICの2種類の設定により倍音を付加する事で独特な質感に変化します。


PREAMP LINE

PREAMP LINEは、-20db~+10dbまでボリュームを設定ができます。


PRIAMP LINEに関して



 以下のグラフは、PREAMP LINEの設定による原音の周波数変化
 ※原音は、ホワイトノイズを使用(俗に言う砂嵐音)

PREAMP LINEのグラフ
POINT

・周波数の変化はあまりない
・中低音付近の倍音が付加される

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PREAMP MIC

PREAMP MICは、-80db~-20dbまでボリュームを設定ができます。


PRIAMP MICに関して



 以下のグラフは、PREAMP MICの設定による原音の周波数変化
 ※原音は、ホワイトノイズを使用(俗に言う砂嵐音)

PREAMP MICのグラフ
POINT

・周波数の変化はあまりない
・中高音付近の倍音が付加される

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DRIVEの設定

DRIVEは、-80db~-20dbまで調整でき激しく音が歪みます。


  1. DRIVEのボタンをクリック
  2. 歪み量を調整

DRIVEに関しての写真



 以下のグラフは、DIRVEの設定による原音の周波数変化
 ※原音は、ホワイトノイズを使用(俗に言う砂嵐音)

PREAMP DRIVEのグラフ
POINT

・全体的に周波数は増加するが、低音がより変動をする
・音は激しく歪む

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PHASEについて

phaseは、周波数の位相が反転します。


phaseに関して



位相反転の図
POINT

音は位相が全く正反対の時に打ち消し合う性質があるので、
編集している音の聞こえが悪い時は、PHASEボタンを押してみると有効的な場合があります。
※改善できない場合は、編集方法に問題あり

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METERについて

INPUTとOUTPUTをメーターに表示します。

  • IN ・・・プラグインの処理前のレベルを表示
  • OUT・・・プラグインの処理後のレベルを表示

meterに関して

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MONITORについて

LEFT・MONO・STEREO・RIGHTの音をモニターできます。

  • LEFT・・・編集している左の音を視聴
  • MONO・・・編集しているモノラルを視聴
  • STEREO・・編集しているステレオを視聴
  • RIGHT ・・編集している右を視聴

monitorに関して

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MODEについて

MODEは、STEREO・DOU・MSの3種類選択できます。

  • STEREO ・・・編集時左右のつまみがリンクして動く
  • DUO・・・・・編集時左右のつまみが個別に動く
  • MS・・・・・サイド(左右)と真ん中の処理を個別編集
    ※表記が変わる[L(左)→M(真ん中) R(右)→S(左右)]

modeに関して

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LINK I/Oについて

LINK I/OはフェーダーのINPUTとOUTPUTがお互いに正反対に動き一定の音量になります。


POINT

INPUTを多めに入れると、アナログ質感の度合いが大きくなる

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まとめ

今回は、Scheps 73の使い方と音の変化についての記事でした。

アナログな質感で抜けが良くなる音を作りたい場合には効果的なプラグインです。
そして生楽器の相性がとても良いので、音の抜けが悪い時には是非使用してみてください。

そして使い方を何度も確認して色々いじって音の変化を楽しんでみてください。

それでは、またお会いしましょう。








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上記の記事を参考にしてください。



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