
こんにちは、トモジです。
今回は、葉酸について解説します。
ちなみに葉酸は、どのような効果があるのかご存知でしょうか?
葉酸は、ほうれん草の抽出から発見されたビタミンB群の一種です。
不足すると、血液やDNAに影響があります。
本記事では、葉酸をより詳しく・分かりやすく・複雑にならないように説明していきます。
1.葉酸の効果と働きについて

葉酸には主に以下の効果があります。
- 正常な細胞分裂をサポート
- 赤血球の生成には不可欠
- 動脈硬化を予防する
DNAを合成するために必要な補酵素であり、正確に細胞分裂する際に葉酸が必要になる
ビタミンB12と協力して赤血球の元となる赤芽球(せきがきゅう)を作り、正常な赤血球を作る
葉酸は、ホモシスチンの増加を防ぐ効果がある
※血中ホモシスチン濃度が高いと動脈効果が進み、脳卒中や心筋梗塞の危険性が高くなる
2.摂取量に関して
葉酸の1日の摂取量に関して以下の値になります。

葉酸を多く含む食材
葉酸は、生野菜や果物に多く含まれます。
肉はレバーが豊富で、妊娠中は不足しがちなので、毎日摂取する事を意識してください。

取り過ぎ・不足した時
・極端に偏った食生活を継続しない限り特に害はない
※水溶性ビタミンなので毎日の食生活で意識的に摂取しましょう
・赤血球が減るために貧血の原因になる
・妊娠初期では、胎児の神経管閉鎖障害の発症率が高まる
神経管閉鎖障害・・・先天的に脳や脊椎がうまくくっついていない状態
・動脈硬化の原因になる
まとめ
今回は、葉酸についての説明でした。
妊娠中に不足すると、赤ちゃんの発育に影響があります。
成人の摂取量の2倍を心がけ、しっかり血液を作り
タンパク質やDNAの合成をして、発育を促しましょう。
これを機に、あなたの食生活を変えるキッカケになればありがたいです。
それではまたお会いしましょう。
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